2019-10-12

「香川プライドウィーク2019」の覚え書き。#2


 川田中家は、今年の4月28日29日に開催された「東京レインボープライド2019」にも参加した。「結婚の自由をすべての人に」訴訟の弁護団がブースを出していたからというのももちろんあるのだけど、ほんとのところは2日目のライブに音楽アーティスト「水曜日のカンパネラ」が出演するというのが、とても大きかった。このために参加したと言っても過言ではないくらい。(弁護団の皆さまをさし置いて、すいません。)
 昨年だったか、高松市内でライブがあった時も、ふたりして出かけた。ユニットでヴォーカルとパフォーマンスを担当するコムアイが、縦横無尽に駆け巡るステージングは、アーティストとして活動する田中にとっても、演劇制作者として活動する川田にとっても、刺激的なのである。

 そうこうしていたら、なんと今年もコムアイが香川に来ると言うではありませんか!「瀬戸内国際芸術祭2019」の1セクションである「DOMMUNE SETOUCHI」にて、ライブとトークがあるらしい。これを逃してなるものかと、その情報を知るや早々スケジュールに組み込んだ。
 8月10日と11日の両日ともライブを堪能。詳細は書かないけれど、「水曜日のカンパネラ」とはまた違う表現をしていて、とにかく素晴らしかった!


 遊んでばかりも居られない。「DOMMUNE SETOUCHI」のスタジオにも「OUT IN JAPAN SETOUCHI」のチラシを置いてもらえないかと、DOMMUNE代表の宇川直宏さんに交渉した。そしたら、ふたつ返事でOKをいただいた。
 そのまましばらくおしゃべりしてたんだけど、宇川さんは1990年代の半ばにまさしくアメリカのゲイタウンがあるサンフランシスコに滞在していたらしい。LGBTの解放運動については、その頃に色々知ったそう。そんな話を、実体験を交えながら話してくれた。
 あんまり楽しい人なので、そのままずるずるとおしゃべりしてたら、最後には打ち上げにまで参加することになってしまった。
 コムアイと隣り合ってさぬきうどんを食べる日が来ようとは、夢にも思わなんだ(笑)。最後にはすっかり打ち解けて、色々お話しできました。


 実はDOMMUNE SETOUCHIで「丸亀レインボーパレード」を特集するアイデアも出ていたのだけど、結局LGBTに関連するDJやミュージシャンが見つけられなくて、実現には至りませんでした。でも、宇川さんのそんな瞬発力に心底関心させられました。提案くださって、どうもありがとう。また機会があれば、よろしくお願いします。


0 件のコメント:

コメントを投稿