川田中家は同性カップルでも結婚ができる社会を目指して裁判に挑んでいるわけですが、そのアクションを通して実感したのは、すでに「結婚」ができる男女カップルの大半は婚姻がもたらす法的効力をいちいち考慮して結婚してるわけじゃないんだってこと。「幸せになりたい」というぼんやりとしたイメージで結婚して、実際、紙切れ一枚で法的にも家族になる。その権利を獲得するために、何年もかけて裁判を進めているわたしたちからしたら、心底うらやましい。
21世紀になって、人権先進国が次々と同性婚を導入するようになって、その国で発表される映画やドラマや漫画や小説が同性カップルのありふれた日常を描くようになった。そこに登場する人たちは、男女のカップルと何ら変わらないテンションで同性のパートナーと結婚をする。それもまた、心底うらやましい。
わたしたちだって『ふうふ』になりたいんです。
同性婚のないこの国で、すでに『ふうふ』として暮らしている何組もの同性カップルが、互いに宛てての手紙を書きました。それを読んでもらって、ひとりでも多くの人に『同性婚』の必要性を訴えようという主旨の展覧会が現在西宮市で行われています。川田中家のふたりも参加しております。近くにお住まいの方はぜひ行ってみてください。
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日時:2022年8月20日(土)〜8月26日(金)
20日 : 14時〜20時 / 21〜26日 : 11時〜20時
場所:西宮市男女共同参画センター・ウェーブ
場所:西宮市男女共同参画センター・ウェーブ
(兵庫県西宮市高松町4-8 プレラにしのみや4階)
入場料金:無料
主催:特定非営利活動法人カラフルブランケッツ
入場料金:無料
主催:特定非営利活動法人カラフルブランケッツ
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