2018-04-28

Oli Kenjiくんの電子書籍の表紙絵を担当しました。


 ロンドン在住の友人Oli Kenjiくんは、お父さんが日本人でお母さんがスペイン人という環境の下に生まれました。仕事柄、転勤の多い親に連れられ、子どもの頃から様々な国を転々としたそうです。13歳から今に至るまでは、単身英国に。成人してからは、「報道カメラマン」という、これまた国をまたぐ仕事に就いてます。
 そんな彼の生活の中から見えてきたこととは?
 日本人の伴侶と結婚をし、子どもが生まれたタイミングで、自身の半生を振り返る機会があり、今回の電子書籍化に至ったそうです。その大切な作品の表紙に、ぼくの絵を使っていただきました。もちろん、描き下ろしです。
 彼は「いつかzenくんと何かを一緒にやりたかったんだ」と云ってくれました。とてもうれしかった!
 よければ皆さまも、ご購読いただければと思います。




電子書籍
Oli Kenji「ことば・文化の壁を超えて」
Kindle / 83ページ / 日本語
Amazonより購入可能 >>> http://amzn.asia/3rbbdKa


父は日本人、母はカタルーニャ独立派のスペイン人。そして私はロンドン在住の国際報道カメラマン。

この本の半分は、カメラマンとして取材してきた自分が住んでいるイギリスのブレグジット、独立問題を抱える母国のスペイン、戦争と停戦を繰り返すガザなど、世界で起きている現状で体験した事をお届けします。


「ことばと文化の壁」は私の生涯のテーマです。特にイギリスのエリート学校と呼ばれる寮制度のボーデイングスクールで5年間苦戦したことを元に、この本のもう半分は語学に伸び悩む学生・若い方々に向けて書かれています。日本とスペインの血が流れているものとして、また生まれがイタリア、そしてフランス、ドイツ、日本、スペイン、イギリス、アメリカなど幼少の頃から様々な国を行き来して育って来た者として、私の実体験で感じたものが、これから語学を活かし世界へと羽ばたく方々の一助になれば幸いです――


◎著者 Oli Kenji 略歴◎


1989年イタリア生まれ。父は日本人、母は100パーセントカタルーニャ独立派のスペイン人。現在はロンドン在住の国際報道カメラマン。ヨーロッパ、ロシア、中東、アフリカなど、世界の3分の1近くの取材を担当している。



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