2016-02-06

丸亀市役所人権課の「LGBTに関する意見交換会」に参加しました。

 一週間前の話で恐縮です。なかなかブログを書く時間がとれなかったので、ようやっと報告です。
 先週の日曜日、丸亀市役所人権課の方が機会を作ってくれた「LGBTに関する意見交換会」にパートナーとふたりで参加してきました。高松にあるLGBTQの自助グループ「PROUD」( http://proud-kagawa.org/ )に来たお話だったんですが、PROUD代表の藤田さん(香川県から同性婚人権救済申立に参加した3人のうちの1人でもある)からお誘いがありまして、PROUDのメンバーに合流するカタチで川田中家も参加させていただきました。
 ぼくのパートナーは、三豊市のぼくの家で一緒に暮らしてるから、当然三豊市民だと思っている人も多いんでしょうが、「同性婚」がないうちは住民票を移しても大したメリットがないので、現状は実家のある丸亀市から移動しておりません。そういう意味ではれっきとした丸亀市民であり、リアルな生活者のゲイであるパートナーが参加したのは、何より説得力があったと思います。
 丸亀市役所人権課の皆さんは、すでに大阪市淀川区のLGBT支援事業をご存じで、そこのリーフレットをあらかじめ読み込んで来られてました。そこで疑問に感じたことを質問してもらい、それぞれの実情に詳しい人が解説しつつも、PROUD独自のプログラムも盛り込みつつ、およそ1時間にわたる意見交換会がとり行われました。


 今すぐ何かに結びつくというわけではありませんが、こうやって当事者の声に耳を傾けようという姿勢は、川田中家が生活者として訴えても独自では行動を起こそうとしない三豊市とは大きく違うところであります。(ブログの過去記事を参照: http://onekoan.blogspot.jp/2015/12/blog-post_8.html )そこはやはり、地方都市としての面目みたいなものがあるんでしょうか?
 やはり、字面だけの解説を読んでもしっくりとはこないらしく、リアルなゲイやレズビアン・トランスジェンダーの人間との交流が、何より解かりやすかったみたいです。終了後にはおうどんをいただきながら、限られた時間の中では話し尽くせなかった色々なことをお話ししました。こういう場が、どんどん増えるといいな。
 川田中家も、これまでに四国学院大学で講演をしたりしております。PROUDのメンバーとしては、岡山の川崎医療福祉大学でも他のメンバーと一緒に講師をさせていただいた経験があります。ゲイの生活者としてのリアルな話だけではなく、LGBTの概要や様々なケースなどについてもある程度お話しできるので、お気軽にお問い合わせいただけたらと思います。 qu-ark@niji.net
 川田中家はアクティヴィストとしての活動をメインにするつもりはありませんが、あくまで生活者の一主張として今年も色々な発信ができたらいいなと考えています。

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