Nomadで行ったピアノの即興演奏をYouTubeにアーカイヴしました。

　香川県高松市にジャズのライブハウス兼音楽教室をやっている「Nomad」というお店があります。ジャズに限らず、色々なジャンルのアーティストが時折ライブやコンサートをしたり、誰でも参加できる即興セッションを時折開催したりしている、とても刺激的でなおかつ文化的なお店です。
　そこの店主でありプロミュージシャンである國井類さんから、「今度セッションをするので田中さんもぜひ詩の朗読で参加しませんか？」と誘われました。「その日は高松方面で講師の仕事なので行けるかも！」というわけで、約束通りお邪魔してきましたよ。
　この日は「Nomad Freedom Trio」がホストとして即興演奏をする会だったようです。最初のセッションが始まり、誘われた通り詩の朗読を……とも思ったのですが、なにせお仕事で3時間ちょっとしゃべりっぱなしだったわたし（もちろんそれも即興といえば即興）。その後ではさすがに、言葉にならない……。申し訳ないと思いながら、終始観客として聴かせていただきました。
　そして2回目のセッション。居合わせたパフォーマの桐子カヲルさんに、ぼくのとある詩を朗読してもらうことになりました。そして、詩の朗読ができない理由を國井さんに説明しつつ、「もしよかったらピアノで参加させてもらえませんか？」と。ふたつ返事でOKいただきました。
　その様子を後から見返したかったので、携帯で記録映像を撮っていました。ピアノの鍵盤脇に置いた定点撮影だったので、セッションに参加した大多数の人が映っていないのだけど、音的にとても面白かったのでYouTubeにアーカイヴさせていただきました。
　桐子カヲルさんが朗読してくれている詩は、2019年2月頃にやはり即興で書いた詩です。始まりも終わりも決めずに心の赴くまま書いた詩なのだけど、まさに「即興演奏」にお誂えな内容。「インプロビゼーション」も「モード」も「コード」も出てきます。
　その詩をお披露目する機会がこれまであまりなかったこともあって、動画には字幕を付けて編集しました。一部、桐子さんのアダプテーションがありオリジナルと違うところもあるんですけど、ディテールは違ってもこの詩で伝えたかったことは何ら変わらないので、そこはそのまま字幕にしております。良かったら視聴してみてください。

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「Nomad Freedom Trio Session [2022.07.15]」

https://youtu.be/Djp3HKjTJx4