2021-05-14

週刊女性に川田中家の記事が掲載されました。


 ある日、Twitterにとある記者さんからメッセージが届いていた。名前を見ても知らない人。至って真面目な取材依頼だけど、発表媒体が女性週刊誌になっている。正直、うさんくさいなあと思った。とりあえず保留にしておこうと、返事もせず数日間放置していたら、Facebookで友人になっているとある大学教授より「渋井さんが川田中家を取材したいらしいのだけど、ちゃんとした人だからぜひ対応してあげてほしい」というメッセージが届いた。彼が保証するなら大丈夫だろうと、すぐに取材を引き受けた。
 彼の取り上げるテーマは「同性婚」。先の札幌判決を受けて、他の原告さんたちがどう思っているかを記事にしたいらしい。遠いところ、香川県の我が家まで足を運んでくださった。

 いざ取材が始まると、とても話しやすい方だった。過去の諸々を、網羅してお話しすることができました。楽しかった!
 聞くと、渋井さんが取り上げるのは自殺や若者の生きづらさなどが多いそう。これまでも、色んな人たちのつらい状況をたくさん聞いてこられたんだろうなって。彼とお話ししていて、そういうやさしさがしっかり伝わって来ました。


 川田中家の結論としては、『婚姻という制度が時代に合わせてアップデートされるべき時が来ている』。同性同士の結婚だけでなく、選択的夫婦別姓制度にまで言及できたのはとてもよかった。(婚姻の同姓義務に支障があり、事実婚していた友人カップルも何組か知っているので。こちらはもちろん、異性カップルですけど。)
 川田中家の他には、東京原告のおのはるさんカップルも取り上げられてました。彼女とも親しくさせていただいているので、ご一緒できてうれしかったです。
 この記事はオンラインでも読めるようです。以下のリンクから、ぜひ読んでみてください。


◉《同性婚訴訟》の原告、「夫夫」「婦婦」のLGBT“ふうふ”が結婚を求める理由◉
https://www.jprime.jp/articles/-/20820
「週刊女性」2021年5月25日号



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