「ことでんは、自由をはこぶ。」
を合言葉にした、ことでん(高松琴平電気鉄道株式会社)の「自由鉄道宣誓」キャンペーンが始まりました。写真を担当したのは世界的に有名な写真家レスリー・キーです。「OUT IN JAPAN」でもおなじみですね。
そのポスターでなんと、川田中家のふたりもモデルを務めさせていただきました。「愛しあう自由」というセクションのポスターで、ゲイカップルの日常として電車に乗り込む光景が写真で捉えられています。
ちなみに撮影は、昨年(2018年)の10月6日でした。まだ夏の気配が残る中、真冬の装いで撮影に挑みました。駅は高松市内にある「水田駅」。電車の発着時間を睨みながらの撮影でした。
以下、当日の記録写真を掲載します。
レスリーがまだ到着していない中、メイクさんが先に到着しました。しっかりメイクされてます。
水田駅(無人)の構内にて。
ポスターの季節設定は「真冬」ということで、コートにマフラー・手袋まで着けます。さすがに暑ーい!
この時がレスリーとの初対面でした。
アートディレクションを務めたスクルトのモリローさんと、コンセプトなどを確認しているところ。
和やかに撮影が始まります。
実際に、平常運行の電車が到着!
レスリーが直接演出をします。
電車が出発するまでの数分で撮影を完了しなければなりません。
この時はふたりが電車に乗り込もうとしている演出で撮りました。今回のポスターで採用されたのはこのバージョンです。
5〜6回は撮影したかな?
時間が限られているので、レスリーも真剣な面持ちです。
電車が去ってから、撮影したばかりの写真をモニターで確認します。
プロの仕事に興味津々の田中。
水田駅からはしっかり屋島が見えるんですね。
次の電車が来るまですこし時間が空いたので、雑談。
レスリー、めっちゃ面白い人だった。
次は向かい合わせの演出で撮るということで、少し練習。
照明の微調整をしている向こうで、ただひたすらいちゃいちゃしているわたしたち。いや、リハーサルですから!
次の電車が来るまでに、ある程度のシュミレーションをしておきます。
スタッフの皆さんも真剣な面持ち。
いよいよ!
レスリーの細かい演出も入り、いざ撮影です。偶然だったんだけど、到着したのは虹がペイントされた車両でした。しかも6色!
またしても、撮影したばかりの写真をモニターで確認。
ポスターには使われなかったけど、撮れた写真はちょっと昭和な雰囲気でした。
レスリーもお気に入りだったみたい。(こちらが採用されなかったのは、たぶんだけど、電車のペイントがもろ全労済の広告だったからだと見た!残念ながらそれはちょっとね……)
ぼくらの撮影の後にも、また別の駅での撮影が控えていたらしく、レスリーとは水田駅でバイバイ。
[記録:藤田貴義]
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そして、1年越しで完成したポスターがこちらです。
「愛しあう自由」
この街に、
あたりまえが広がっていく。
ふたりの日常を、
愛でつつむ。
ぼくらがモデルになった「愛しあう自由」の他にも、「おどろく自由」「出会う自由」「話しかける自由」「心に残す自由」「冒険する自由」「青春する自由」「夢みる自由」と、ポスターは全部で8種類あるそうです。
これからしばらく、駅の構内や電車の中吊りなどで掲示されるそうなので、ことでんにご乗車の際はぜひ探してみてくださいね。
ありがとうございます!とても素敵な写真です。
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