2016-01-31

次のイベントは、レコード鑑賞会です。「ぬまのレコード鑑賞会」

 前回のイベントから、しばらく時間が開いてしまいました。毎回内容が変わるイベント「pop*up*laboratory(略してポプラ)」の第5弾。今回は、レコード鑑賞会です。



 以下、チラシの文面より。



 大きな厚紙のジャケットから、重い円盤を取り出す。傷つけないようそーっとターンテーブルに置いて、ホコリを拭う。回転数を切り替える。一呼吸おいてからアームを指にのせ、やはりそーっと回転している円盤に針を下ろす。これら一連の動作は、レコードで音楽を楽しむために必要な行程です。あなたはこれを、非効率的だと考えるでしょうか?
 レコードがすきだと云うと、まるで時代遅れのようにとられるか、はたまた、コアなオーディオファンと勘違いされる傾向にある。地方に行けば行くほど、その程度の認識しかないみたい。
 インターネットやスマートフォンが世界の入り口となってしばらく経つ。音楽はいつしか、レコードやCDなどの媒体に記録されたものから、電気信号としてデータ配信されるものにとって変わりつつある。中には、より高音質なハイレゾ音源なるものまでデータによる配信がなされている。それは良いことなのか悪いことなのか?お店に行かなくても手に入るぶん、手軽になったのは確かなれど。
 今回、numar店主とのレコード鑑賞会が実現する運びとなりました。ひとりで密かに妄想していたアイデアだけに、開催できることがまずうれしいです。お料理だけじゃなく、音楽にも独自の世界観を持っている彼との選曲合戦。皆さまもぜひ、お立ち会いくださればと思います。どんなジャンルの音楽が流れるのかすら、来てのお楽しみということで。ひとつ。
 海外では、レコードの売り上げが毎年伸び続けているとか。多くの人がレコードを買い、それに同梱されているシリアルナンバーで軽い音楽データをダウンロードしつつも、じっくりと聴きたい時にはレコードをかけるライフスタイル。音楽と向き合い、しっかり楽しみたい人にはとてもいいやり方なんじゃないかと思います。BGMとして消費するのではない、音楽本来の在り方はそれなんじゃないかな?日本でもいつか、レコード文化が再興したらいいなという願いを込めつつ。(田中昭全)



 
「ぬまのレコード鑑賞会 -pop*up*laboratory 05」
 日時:2016年2月20日(土)19時より22時
場所:季節を食べる食卓 numar
(香川県仲多度郡まんのう町七箇2100)
入場料:500円+1オーダー制

問合せ: 08031671349 (numar)
選曲:ふちがみよしや&田中昭全
主催:川田中商會

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