2026-05-18

今月もワイン食堂パルミエでDJイベント「Starboard!(22)」を行います。


 通算22回目を数えるポップアップのDJイベント「Starboard!」です!香川県の三豊市という片田舎で、あえてDJイベントを定期開催しています。普段サブスクでしか音楽を聴かないという人は、ぜひ足を運んでみてください。いまだ聴いたことがない音楽とたくさん出会えるはずです。聴いていて気になる曲があったら、遠慮せずDJに訊ねてみてね。
 イベントのInstagramオフィシャルアカウントも、よかったらチェックしてください。


 田中は、オリジナルの音楽作品をサブスクに発表している手前、AI生成音楽に関してはすこし懐疑的だった。しかし、DJ仲間のNiiさんがAIを駆使してわがイベントのテーマソングを作ってくれたこともあって、コマーシャルソングを手軽に作るにはとても最適な道具だなと思えるようにはなった。
 ただし。出来上がったもののクオリティは高いけれども、アートとしてはあまりにも凡庸だ。わたしが『良い』と思うのはどこか意図的な歪さがあったり、まったく違う要素が密かに入っていたり、人間の価値観や審美眼から削ぎ落とされたり、端から偏っているものなんじゃないかしら。過去の音楽をよく研究した人が、習作として作った分には完璧なのだけど、どうしたって意外性がない。「おお〜!」と両手を挙げてびっくりするような刺激はない。
 アプリ自体がさらに進化したら、AI生成作品がヒットする時代もそのうちやってくるのかしら。そんなことを考えるでもなしに考えていた。
 例えば1990年代にCGが現れた時も、実写にはとうてい敵わないだろうと相手にしない人々が居た。それから30年ほどが経ち、いまやすっかり『道具』として定着した。どこからどこまでがCGでどこからどこまでが実写なのか、もはや誰にも判別がつかない。つまり、CGが『表現』ではなくなったんだと思う。(一方で、「CGアニメ」という分野は爆誕したけどね。)
 AI生成音楽もそのうち、音楽制作者の『道具』としてあくまで部分的に機能する時代がやってくるだろう。プロフェッショナルの現場で、便利な道具として使うそれ。成熟するまで、あと10年くらいかかるのかもしれない。わたしもそろそろ始めないといけないかしらと逆に思い始めているところ。
 とはいえ、Niiさんが先行して使いこなしているので、今回はそれで出来た曲を密かにMIXしてみようかと思っている。気がついた人はそっと耳打ちしてね。


pop up laboratory 93
Starboard! 22

川田中商会がワイン食堂パルミエで展開するDJイベント第22弾。ヨットハーバーを望む食堂で、すてきな音楽とワインのひとときを過ごしませんか?

日時:2026年5月22日(金)17:00~22:00
場所:ワイン食堂パルミエ
   香川県三豊市仁尾町仁尾乙918-12 仁尾マリーナ2階
入場料:1ドリンク付き1500円(学生は学生証提示で1000円)
DJ:田中昭全、Nii


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